健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
養蜂家にとって
1年で最大のイベントが「採蜜」です。
ミツバチが花から巣に持ち帰る蜜は「花蜜(ネクター)」といって、まだ糖度が30〜50度程度のもので、完全なはちみつではありません。ミツバチは、これを翅であおいで水分を蒸発させて糖度を高めていきます。4〜5日後、糖度が79度前後にまで濃縮されるとミツロウで「蜜ブタ」をし、やっとはちみつの完成となります。私たち養蜂家は必ずこの「蜜ブタ」がされるのを待ってから採蜜を行うようにしています。早まって採蜜してしまうと、はちみつが熟成していないため発酵してしまうからです。じっくりと待つことが、おいしいはちみつを採るための大切なポイントです。
まず、古いはちみつを取り除きます。採蜜の一週間前に、いわゆる年越しのはちみつを採取します。そして一週間後、いよいよ採蜜です。採蜜は朝早くからはじめます。その日にミツバチが集めてくる薄い蜜が混ざってしまわないようにするため、早朝から午前中に行うのが基本です。