健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
私たち養蜂家の日常的な心がけや
作業についてご紹介します。
養蜂の仕事でいちばん大切なのは、ミツバチとのつきあい方です。ミツバチは、巣箱に振動を与えたりしなければ、めったに人を刺しません。ですから、巣箱の近くで走ったり、巣門の前に立ったりすることも控えます。手荒に扱うと性格の悪いミツバチになりやすいので、できるだけやさしく接することが、ミツバチと仲良く付き合うコツです。
女王バチの産卵の状況が悪いと群の勢いも強くなりません。できれば毎年新しい女王バチに替えるほうがよいでしょう。女王交代の一番よい方法は、蜜源の咲いているときに古い女王バチを抜き取ってしまい、新しい女王バチを育てるというやり方です。女王バチがいなくなるとたくさんの王台ができるので、その中でいちばん大きい王台を残してあとは全部除去します。やがてその王台から新女王バチが誕生し、10日ほどで産卵が始まります。
「内検(内部検査)」は1週間に1度は行います。ポイントは、幼虫やさなぎの数や色と貯蜜量です。