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世界のミツバチと養蜂-HONEYBEES AND APICULTURE IN THE WORLD-
世界の養蜂 〜ルーマニア特集〜
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のどかな山里にアカシアの森が広がり、一帯が白い花で埋め
尽くされる様は圧巻です。
山田養蜂場でも人気の高い「熟成アカシア蜂蜜」のふるさと・ルーマニアは、東ヨーロッパに位置する豊かな自然に恵まれた国です。
国内に広大なアカシアの森があり長い養蜂の歴史があるルーマニアは、上質のはちみつが採れることで知られる世界でも屈指の養蜂大国です。
山田養蜂場がルーマニアの豊かな自然とこの国独自の養蜂文化に注目し、数年前に日本ではじめてルーマニア産のアカシア蜂蜜を販売しはじめました。以来、毎年アカシアの開花や採蜜時期に合わせ、当社の代表や社員が採蜜状況の確認と品質管理にルーマニアを訪れています。
今回は、当社養蜂部の藤善が、ルーマニアの当社提携養蜂場を訪れました。歓迎してくださったのは、トランシルバニア地方にあるブラジャ市養蜂家協会の創設者マティッシュさんです。
マティッシュさんは、若いときに理科の先生をしながら養蜂をはじめたという経歴の持ち主で、今では養蜂家協会をつくり、養蜂家のためにいろいろな世話もしています。養蜂の仕事は春から秋までが繁忙期なので、冬の間に研修会などを開きます。
マティッシュさんは、多い時には150人もの養蜂家が集まる養蜂講座を毎週開いて、養蜂の技術的なことやアピテラピー(みつばち療法)、法律に関わることなど多岐に渡る内容を伝えています。
ルーマニアの養蜂業界の技術や品質向上に使命感をもって働いている彼の熱意が、ひしひしと伝わってきます。このような姿を見ると、最終的な製品の良し悪しは、そこに関わる人々が、「人の健康を支えるものをつくり出す」という使命をもって携わっているかどうかにかかっていると思います。
「すぐれたはちみつは、すぐれた蜜源からしかできません」とアカシアの花を手にとって藤善社員と話すマティッシュさん。
トレーラーに積まれた巣箱からミツバチが元気良く飛び出し、熱心に花の蜜を集めています。
ルーマニアにはトレーラーに巣箱を組み込み、開花に合わせて国中を移動するトレーラー養蜂という独自の文化があります。
花の状態が良い時に合わせて、いつでも自在に移動できるため、最高のはちみつを採ることができるのです。国中に花が咲く、蜜源環境に恵まれたルーマニアならではの養蜂といえるでしょう。
養蜂トレーラーに近づき、中の巣箱をのぞいてみました。きれいに手入れされた巣の中には溢れるほどの元気なミツバチがおり、良いはちみつがとれると安心できる状態でした。



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