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「品質を犠牲にするのは、お客さまへの尊敬の気持ちの欠如」 健康に寄与する機関が大切にすべきことは、海を越えても共通でした。

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▲トライアン医師・ロメオ医師と、ローヤルゼリー・ プロポリスの医薬品について会談する山田代表

 アピテラピアはまた、養蜂コンビナートと呼ばれる大がかりな工場をもっています。ミツバチ産品を利用した医薬品の開発は先の研究所で行われますが、製品は、このコンビナートで製造されます。 医薬品・化粧品・はちみつ製造に分かれている設備は、かなり大規模なもので、はちみつは年間に12万トンの処理能力があります。品質へのこだわりは大変強く、全製品がドイツをはじめとしたヨーロッパの高い品質規格をクリアしているそうです。 「どんな理由があっても、品質を犠牲にするのは、お使いいただくお客さまへの敬意の欠如にほかならない」という言葉には、養蜂大国ならではの自負がのぞいていました。 研究所での研究は、病院で医師が治療法を決定する際の臨床ファイルとして利用され、また、工場で生まれたローヤルゼリーやプロポリス製品は、病院で使われるほか、薬局で広く販売されたり、エステでも利用されるそうです。



はちみつ、花粉、ローヤルゼリー…
ルーマニアにとって、ミツバチ産品は、大切な輸出品であり、
また生活必需品でした。

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▲化粧品の箱詰め作業中の女性たち。 養蜂コンビナートで

 養蜂コンビナートの「はちみつ製造部門」では、ルーマニア全土から集められたはちみつの製品化が行われていました。はちみつをろ過・混合・溶解・瓶詰めする大がかりな工程が稼働していました。ほとんどがドイツをはじめヨーロッパ諸国への輸出品だそうで、製品については種類ごとに花粉含有量(花粉比率)等、品質の厳しいチェックが行われていました。 花粉の製造も、かなり大規模に取り組まれていました。「実はルーマニアは、花粉の大産出国です。なにしろ種類豊富な花々が国中にあふれていますから」。“カフン”は、施設を案内してくれたクリスティーナ氏が数年前に来日された折りに覚えられた数少ない日本語の一つとのことです。 また、工場には化粧品製造部門もあり、そこではローヤルゼリーやプロポリスを使ったクリーム・ハンドクリーム・口内消毒剤・脱毛剤・日焼け止め・シャンプーなど、本当にさまざまなものがつくられていました。「アピテラピア(国立ミツバチ製品医療センター)」のエステ(美容部門)では、これらの製品が美容に役立てられていました。


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▲コンビナートでつくられるプロポリス化粧品


「アピテラピア」では、ローヤルゼリーやプロポリスを使った療法が、
患者の症状にあわせて実践されていました。

 続いてミツバチ生産物を利用した治療を実際に行っている「アピテラピア」のメディカルセンター(医療部門)を紹介していただきました。 循環器・呼吸器などの内科・胃腸科・外科・整形外科…と、驚くほど広い分野で、ミツバチ生産物、とりわけプロポリスを使った療法が行われていました。 「こうした施設は経験もなく、気まぐれに生まれるものではありません。永年の研究と臨床データの蓄積によって、さまざまな治療法が確立し、それを実践する施設として、この施設が世界で初めて作られたのです」。


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