コンセプトは「伝統」と「手作り」。ゴイゲリン養蜂
ヴォール教授をたずねた翌日。私は『黒い森』の南のはずれ、清らかな水と美しい大聖堂が印象的な、古都フライブルグに足を延ばした。親子3代続く「ゴイゲリン養蜂」を訪ねるためである。
ゴイゲリン養蜂のゴイゲリン女史は、やさしい笑顔とローヤルゼリードリンクで私を迎えてくれた。このドリンクは、もちろんゴイゲリン養蜂の製品である。ここでは、はちみつやローヤルゼリーの自家製造・販売を行っているのである。
「純粋なローヤルゼリーは朝食の前にとっていただき、その後にローヤルゼリードリンクを飲んでいただくことをお薦めしています。白と黒に色分けしてあるのは、朝1本、夜1本という意味だからです。朝はローヤルゼリーの成分だけ、夜はプロポリスと花粉とはちみつを混ぜたものです。それぞれ15本入りなので、お客様には半月に一度訪れていただき、いろいろなカウンセリングをしています」
ゴイゲリン養蜂のコンセプトは「伝統」と「手作り」。そして、何よりもユーザーとのコミュニケーションを大切にしているという。また、このローヤルゼリードリンクは、通常のドリンクの他に、成分がより多く含まれているものや、アルコール入りのものもあるとのことだった。
「ローヤルゼリーからつくったカクテルは、養蜂家の朝食には欠かせないものです。北のゲルマン人ははちみつでワインを作っていました。ゲルマン人の伝統的な飲み物なのです」
私はアルコールは嗜まない。このカクテルを試してみられないのが、本当に残念だった。 |