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![]() 山田養蜂場 養蜂部 小野 誉幸 |
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![]() 次に新しい働き蜂が羽化すると、しだいにローヤルゼリーの分泌は多くなり、産卵数も増えていきます。これらの働き蜂が日齢を重ね外勤の仕事につく頃には、世代交代が進んで、越冬してきた働き蜂は死んでいきます。 四月の上旬には、巣箱の移動をします。これは暖地に置いていた群などをレンゲ田の近くへ移動するものです。レンゲの花が咲く田の面積とミツバチの群数が適切になるように、配置します。
ところでサクラの花からは、採蜜できるほどの花蜜は採れませんが、多くの花粉を提供してくれます。お花見の時には、サクラの鮮やかさにばかり目が行ってしまいますが、木の下でよく耳を澄まして下さい!働き蜂のブンブンという羽音が聞こえてくるはずです。それはまるでミツバチの春の宴と言えるかもしれません。もちろんミツバチだけでなく、他のハナバチも多く飛来して、春の恵みを満喫しているのです。 四月中旬、レンゲの花が咲き始めるとすぐに、今年初めての採蜜をします。これは冬越しに使った去年の蜜や、春先に咲いたさまざまな花の蜂蜜が混じっていますので、箱の中をいったん掃除する意味でおこなうものです。この初回採蜜を行なうことによって、混ざり物のない純粋なレンゲ蜜を採取できるわけです。 またミツバチというのは、巣箱の中に多くの蜂蜜を貯えているとあまり働かないものなのです。採蜜をしてあげると、急に貯えが無くなったので、さらに活発に働きに出ていくわけです。その後、レンゲの採蜜は鏡野の場合、四月下旬〜五月上旬にかけて行います。採蜜の時期は一年中で最もわくわくする季節です。ミツバチの活動に合わせて、私たちの仕事もいよいよ忙しくなっていきます。 |
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